Farm

農場だより

収穫に向けて初めの一歩2021.04.13

4月に入り明野ハーブ農場では苗を植える時期がやってきました。

農場では4月上旬、下旬、5月上旬と段階的に苗を植えます。

それは、農場の寒さと関係しています。

標高800mに位置している明野ハーブ農場では4月上旬は

朝、夕は厚手のジャンパーを着ていないと肌寒いです。

寒さに弱いハーブをこの時期に植えてしまうと、

枯れたりすることがあるので段階的に植えていきます。

今日は寒さに強いハーブを植えていきます。

 

今年は1月~2月に例年以上にじっくりトラクターで土を耕した結果、

土がフカフカになり仕上がりがとても良いです。

ハーブの生長に期待が膨らみます。

1

 

今回は25種類のハーブを植えます。

この日は全数の約1/2の苗を植えます

苗は私達が栽培し、有機JASの認証を得ています。

2

 

↓は保湿力の高いゼニアオイを植えている様子です。

7月には約1m70㎝の高さまで生長しますが、3月はまだ20㎝ぐらいです。

3

 

ゼニアオイは苗を植えただけでは作業は終わりません。

鹿よけのネットを張ります。

4

 

一昨年、鹿に植えた直後のゼニアオイを食べられるという

ショッキングな出来事がありました。

ゼニアオイが美味しいのか、ゼニアオイだけが食べられていました。

それ以降、鹿を警戒してゼニアオイの周りには

鹿よけネットを張ることにしました。

 

鹿よけネットを張りながら、苗も植えるというハードな一日でしたが、

無事全ての苗を植えることができました。

 

収穫の時期を迎えるには最初の管理が大切です。

今後は虫に食べられていないか? 病気にかかっていないか? などを

しっかり観察して、何かあればすぐ対処することが大切になります。

観察など地道な作業を繰り返し、昨年以上に収穫できるように

頑張っていきます!

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