夏フェスシーズンです!
普段はなるべく日に当たらない生活を送る、自他共に認めるインドア派の筆者ですが、夏フェスだけは参加します。

グリーンステージはポ○ストップでした!
夏フェスに行くぞ、と決めたものの、何を持っていけばいいのか、服装はどうすればいいのか…と毎年なぜか悩んでしまいます。長年参加しているので新しく買うものは消耗品ぐらいなのに。もう「全然準備してない、どうしよう」と悩むところからフェスが始まっているんだ、という気持ちです。
今回は、私が個人的にフェスへ持って行って良かったなと思ったものを一つご紹介します。
それはハッカ油スプレー。
ハッカは気化熱で清涼感を与えてくれるため日中の暑さ対策にぴったりです。爽快な香りがするので、汗ばんだ時に吹き付けるとにおい対策にもなります。フェスにはつきもののトイレのにおい対策には、ハッカ油スプレーをトイレの前後にひと吹きするだけでマスキングできるエチケットスプレーに。ハッカ油は虫よけ効果が期待でき、忌避効果は害虫、マダニなど多岐にわたります。マダニにやられると大変ですよ…くれぐれも足元は露出しないでしっかりガードし、その上からハッカ油スプレーで対策してください。忌避効果はずっと続くものではありませんので、1~2時間おきに重ねて吹き付けるなどしてください。ほかにも、夜には疲れた足に吹き付けてマッサージしたり、バスルームで芳香浴をするのもおすすめです。
ハッカ油にはいろいろな種類があり、さまざまな効果があることが知られています。薬局でよく売られている局方ハッカ油はMentha arvensis(コーンミント)いわゆる和種ハッカです。洋種ハッカは代表的なものとして、Mentha spicata(スペアミント)やMentha piperita(ペパーミント)があります。
どちらもスッとしたメントールの爽快な香りが特徴的ですが、和種ハッカはメントールの含有量が一番多いと言われています。ミントは品種間の交配で改良が進んだ現在、品種の境界があいまいな状況となっています。個人で楽しむには、好きな香りを選ぶのが良いでしょう。
ここで、郊外型フェスから都市型フェスまで幅広く活躍するハッカ油スプレーの作り方をご紹介します。できればひと夏で使い切ってくださいね。
【準備するもの】
・ハッカ油 10滴(清涼感強めが好きなら15滴)
・無水エタノール 10~20mL
・精製水 エタノールと合わせて100mLになるように調整
・スプレーボトル
・混合用カップ(ガラスがおすすめ)
※ハッカ油、エタノール、精製水は日本薬局方や食品添加物などをおすすめします。アルコールに弱い方は肌に直接噴霧は避けてください。
【作り方】
①カップに無水エタノールとハッカ油を入れ、よくかき混ぜます。

少し濁った状態です。
②精製水を少量ずつ入れ混合していきます。一気に入れても良いですが精油を抱えきれず油滴が出てきます。化粧品として売るにはこの状態では品質的にダメなのですが、個人で使う分には問題なく使用できます。
③スプレーボトルに入れてできあがり。使用前に必ずよく振りましょう。
それでは、良い夏フェスライフをお過ごしください。